
以前、「ぶためし山ぶた」や「踊るうどん」をご紹介しましたが、こちらもどちらも大阪駅前第3ビルにありまして、「やたら並んでるお店があるなぁ」と気になっていたお店がありました。
それが今回訪れました「梅田はがくれ」でございます。
こちらご覧いただければお分かりの通り、「魔法のレストラン」や「大阪ほんわかテレビ」など、関西ではおなじみの番組で紹介されており、そりゃ行列できるわって感じですね。
とはいえ、コーリアの方やアメリカンの方など、フォーリナーのちらほら。日本に来て、うどんってって思ってたんですが、その答えもこの写真に隠されているんですね。
そう、ミシュラン。ミシュランガイド掲載のお店みたいです。ちょー納得。
ちなみに星がついているわけではなく「ビブグルマン」という枠で紹介されているようです。この「ビブグルマン」とは?
2014年版のミシュランガイドから導入された新しい評価指標。
「ビブ」とは、ミシュランのあの白くて太っちょのマスコットキャラクター・ビバンダムの愛称。「グルマン」は、「欲張り・食いしん坊」という意味。
「従来の星の評価からは外れるものの、コストパフォーマンスが高く、調査員たちがオススメしたいレストラン」に選ばれたものに付けられる評価。
そんな食いしん坊必見の「ビブグルマン」は良質な料理を手ごろな価格、おもに5000円以下で楽しめる店を紹介する役目を担う。世界で発行されるミシュランガイドにはすべてビブグルマンが掲載され、海外ではすでに多くの読者に親しまれている。
へー、知りませんでした。勉強になるなぁ。
では早速メニューからどうぞ。
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うどん屋さんの定番メニューがしっかり揃ってますね!…もとい、初めての方はメニューを見る必要ありません。
迷わず「生じょうゆうどん」をご注文ください。男性はご飯も食べたいと思いますので「生じょうゆ定食」にしてください。
異論は受け付けません。
こちらが生じょうゆうどんです。店主さん自ら運んできて、目の前ですだちを絞ってくれます。
そして「兄ちゃん、初めてか?」と。「はい」と答えるや否や、「まぜるな」「箸を持て」「まずは麺を2本つかめ」「高く上げ、下げ、一気に吸い込め」とご指示頂戴いたしました。
食べ方に相当なこだわりがあるようです。
肝心のうどんですが、「麺が主役」という印象が強く、醤油もおろしもネギもすだちも、麺を美味しく食べるための引き立て役に徹しているような印象でした。舌触りや食感がとても心地よく、しっかりと量があるのに、それを感じさせない、あっという間のひとときでした。
あとからサイトを見て知ったのですが、コンセプトは「うどんは刺身です。」この一言につきますね。
かやくごはんもあっさり、上品なお味でした。かやくごはん特有の甘みもしっかり出ていて、次々口に運びたくなるごはんでした。
ちなみにこだわりのしょうゆはお持ち帰りできます。
家でもこの味が楽しめるかも。
ちなみにこちらの店主さん、ガンガン話しかけてきます。
それが持ち味ですかね。アメリカの方にも「ディスイズナンバーワンメニュー!」と叫んでいました。
いい思い出になるといいですね。
全席カウンターなのですが、目の前で天ぷらも揚げてらっしゃって、すごく丁寧に揚げてらっしゃったので、今度食べてみたいと思います。
では最後に、隣の隣の席に座ったお兄さんに店主さんが言っていたセリフが印象的だったので、それでしめたいと思います。
「兄ちゃん、食べたことないんか?あかんなあ。」
“食べてみろ、すべてがわかる。”
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